5/6 J2第13節 アルビレックス新潟 VS大分トリニータ @デンカビッグスワンスタジアム
ゴールデンウイーク最終日。
アウェイでの連勝を土産に、ホームへと帰ってきたアルビレックス新潟。
この試合では、選手入場時にNスタンドでコレオを実施。
今回掲げる文字は『新潟の為に』。
最初、今回のコレオの話を聞いたときには、
へっ?今回は漢字!?
と思わず驚いてしまった。
これまでカタカナやアルファベットは行ったことがあったけれど、
漢字はさすがに難しいだろうと。
しかも、「新潟」だけでなく「為」も漢字だというのだから、
これまで以上に難易度の高いコレオになるのは間違いないと思っていた。
それでもコレオを行う理由としては、「今年はチームもチャレンジしているので、
我々サポーターもチャレンジしよう」という想いからとのこと。
確かに、何事もチャレンジしなければ始まらない。
そういった心掛けは、思っている以上に大事なことなのかもしれない。
そして、実際の選手入場時のコレオがこちら。
見事に綺麗な文字が浮かび上がっている。
今回のコレオの文字や実施には賛否両論あったかもしれないが、
これを見るとチャレンジすることはやっぱり大切なのだと、
改めて感じさせてくれる。
試合前の早い時間から設置に携わった皆さん、お疲れ様でした。
また、実施&回収にご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
そんなコレオで始まった大分戦は、立ち上がりからいきなり先制点を許してしまう。
大分の攻撃は思った以上に洗練されていて、なかなか止めることができない。
これは難しい試合になりそう。
そう思っていた矢先、輝綺のクロスから新太の豪快な同点ゴールが決まる!
2試合連続の得点。
シュートも良かったけれど、それ以上にあの長めのクロスボールを
ゴール前であれだけ落ち着いてトラップできるって凄いね。
これで1-1の振り出しに戻る。
このまま流れに乗っていきたいところだったが、
その後がなかなか思ったように上手くいかない。
そして、ちょっとしたクリアミスから再び失点。
1-2で前半を折り返す。
後半は新潟が押し込む時間帯が増えるが、
パスを回してチャンスを作るもゴールには至らない。
横にパスを回しながらボールを持つことが出来ていても、
縦への速さがないから怖さがない。
特に終盤はひたすら攻めまくった印象があるけれど、
結局得点を奪えず、1-2で試合終了。
連勝も2でストップとなった。
別にカウンター一辺倒になれとは言わない。
過去にカウンターだのポゼッションだのって話題になったときがあったけど、
縦に速く攻めるときと、ゆっくりボールを回して崩していくとき、
両方あっていいし、状況に応じて使い分けていけばいい。
ただ、いずれにしても、ゴール前での怖さはやっぱりもっと必要だよなというのは、
ゴールデンウィーク2試合の観戦を通して感じたことでもある。
なかなかホームで勝てず、自力での昇格が厳しさを増す中、
今、僕らが「新潟の為に」出来ることは何だろうか。
一人ひとりがその答えを探し、見つけていくことが、
きっと勝利にも繋がっていくはずである。