5/3 J2第12節 アルビレックス新潟 VSツエーゲン金沢@西部緑地公園陸上競技場
前節、アウェイ山口で劇的な勝利をあげたアルビレックス新潟。
ゴールデンウイーク後半戦の初日は、ツエーゲン金沢とのアウェイ戦。
ツエーゲン金沢といえば、過去に新潟を指揮したヤンツー(柳下正明監督)と、
現在新潟からレンタル移籍中の宮崎幾笑が所属するチーム。
新潟を知る人物が2人も所属しているので、対戦自体楽しみであったが、
幾笑は契約の関係上新潟戦は出場できず、ヤンツーは前節まさかの退席処分で
今節はベンチに入れず、両者不在の状況での対戦となった。
(幾笑はともかく、ヤンツー不在は新潟戦に合わせたのかとも思ってしまうw)
試合当日、午前中はあいにくの雨。
しかも寒い。そして風が強い。
気温は15~16度くらいとのことだが、前日が20度を超えて暑かっただけに、
待機列での体感温度はそれよりも寒く感じてしまう。
それでもさすがゴールデンウィーク、さすが近場の北陸。
アウェイ金沢に詰めかけたのは、約4000人のアルビサポ。
久々に見かける顔も多く、どこか懐かしさも感じていた。
懐かしいといえば、今回の試合会場である西部緑地公園陸上競技場。
アルビがここで試合をするのは、
2004年ナビスコカップ(現ルヴァンカップ)のガンバ戦以来らしい。
(当時の試合テキストと結果 http://www.albirex.co.jp/past/data2004/kiroku/0724.htm )
当時、現地に行ってない僕は、金沢で試合したことすらも覚えていなかったけどw、
過去にカップ戦で使ったこともあったんだね。
そんな西部緑地で迎えた金沢戦。
前節終了時点での順位は、金沢の方が少し上。
立ち上がりこそ不安もあったが、見事先制点を物にしたのは我らが新潟だった。
決めたのはFWターレス。セットプレーの場面で、見事ヘッドで合わせる。
ターレスはこれでリーグ戦初ゴール。
続く2点目は、またも新潟。
安田のクロスに合わせたのはFW河田。
変態的なヘディングゴールで新潟を躍らせる。
その後、河田の負傷退場というアクシデントがあったものの、
リーグ戦では3月の徳島戦以来となるFW陣のゴールで、
前半を2-0で折り返す。
やっぱり点を取るべきポジションの選手が決めると、チームも勢いづく。
FWは点を取ってナンボなのだと思う。
後半は一転して金沢に攻め込まれ、劣勢に立たされる。
金沢の方が圧倒的にボールを持つ時間が長い。
ムラーリャのPKストップがありつつも、
気が付けば、あっさりと2失点。
何故か2-0のまま勝ち切ることが出来ない。
前半、前線に素早くロングボールを入れながら攻めることが出来ていた分、
この劣勢の時間帯はボールを保持しながら、
もう少し落ち着いて自分たちの時間を作れていたら。
と、今になってみて思う。
このまま同点で終わるのか。
下手すると劣勢の中、再び失点して逆転ということだってあり得る。
そんなことが頭をよぎった試合終盤、最後にチームを救ったのは
ユース出身の渡邉新太だった。
交代で入った貴章のシュートのこぼれ球を見事に決め、
チームを3-2の勝利に導く決勝ゴール!
新太いいねえ。
積極的なプレーが多く、どこか野性的な雰囲気を感じるw
欲を言えば2-0、3-0で勝ち切って欲しかったけど、
ひとまずホッとひと安心。
ゴールデンウイーク後半戦初日を見事白星で飾り、
アウェイで連勝することが出来た。
試合後は、金沢の海鮮丼を堪能。
やはり勝利の後の海鮮丼は美味い。
この連勝の味を忘れることなく、次に繋げていきたい。
そんなことを感じたアウェイ金沢戦なのであった。